地元学「滝上の牛乳の行方を追え!」実施しました
夏休みが始まって2日目の7月26日(金)、滝上の基幹産業である酪農のことを地域のみなさんにもっと知ってほしい!と地元学『滝上の牛乳の行方を追え!』を実施しました。今回は23名のみなさんが参加してくれました。滝上には牛がたくさんいるけど、その牛乳はいったいどこへ運ばれ、何になるのか?…その謎に迫りました。まずは四区の千葉牧場さんにおじゃまして、朝200頭の牛から絞った生乳5トンを出荷可能な3.9℃までバルククーラーで冷やして、タンクローリーが集乳する様子を見学しました。仔牛が生まれた時の話などを千葉さんからたくさん聴くことができました。
各農家さんで集めた生乳の状態を調べるサンプルポストを巡り、生乳の搬入先であるよつ葉乳業オホーツク北見工場(紋別市渚滑町)を訪問し、2グループに分かれて、集乳したタンクローリーが工場に到着後、受け入れする様子や、集めた生乳がバターになる様子を見学しました。
450gのバターを1個作るためには9リットルの牛乳が必要なことや、オホーツク北見工場には伝統製法の「チャーン」を使って作る珍しいバターも製造していることを学びました。
その後、よつ葉さんのご厚意でいちご牛乳の試飲や伝統バターと発酵バターの食べ比べをさせていただきました。以前、酪農をされていた参加者からは「自分のところの生乳がどこへ行くのか追いかけたことはなかった。いろいろ知れてとても楽しかった。」という声が聞かれました。
唐突な申し出にも関わらず、快く見学を受け入れてくださった千葉牧場さんと船戸工場長をはじめとするよつ葉乳業のみなさん、本当にありがとうございました。
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