10月30日　本日の渚滑川情報

久々の青空です

　１０月３０日午前６時の情報をお知らせします。虹の橋周辺は青空が広がっています。それに伴っての放射冷却で気温が下がりました。氷点下の朝を迎えています。以下にも記載していますが三条橋下流左岸の河畔林が伐採されました。昨日の写真と比べていただければ変化がわかると思います。川面に流れる落ち葉はほとんどありませんが川底にはたくさん堆積しています。
　虹の橋に重機が待機しています。午前８時より三条橋周辺で伐木作業に入りますので立ち入り禁止となる場所が出てきますのでご理解ください。作業の影響で下流域にの濁りが入る可能性があります。ご注意ください。
　渚滑川水系は大変美しい河川です。ゴミなど放置することのないようご協力をお願いいたします。オシラネップ川下流域にカセットガス缶や飲料の空き缶・ペットボトルなどのゴミが散見されました。道道にかかる雄柏橋から捨てているように推測されます。他の支流のサクルー川に掛かる橋や本流の国道の橋もそうですが橋の周辺にゴミが捨てられている事例が多く見られます。ゴミの放置はヒグマなどの野生動物を誘引します。実際にオシラネップ川でのゴミは動物に荒らされた跡がありました。ゴミは絶対に捨てないでください。
　斜里町の羅臼岳で痛ましい事故が起きてしまいました。渚滑川流域もヒグマの生息地です。彼らが生息する領域に入るということを忘れず、入渓には細心の注意をお願いします。野外での活動では人の存在をヒグマに知らせることが大切です。釣りを楽しむために鳴り物やクマスプレーなどの装備を身につけてください。流れの音が大きく音が届きにくい渓流での活動では音がよく響く熊鈴のほか、鳴らしたい時に大きな音が出せるホイッスルも有効です。また、万が一ヒグマに襲われた際に命を守るため鉈などの所持も安心材料となります。
　渚滑川ではカラフトマス、サケの遡上が始まっています。道内河川でのサクラマスをはじめカラフトマス、サケなどの遡上したサケマスの捕獲は法律で禁止されています。ご注意ください。
　渚滑川は日本で初めてのキャッチ＆リリース区間の設定された河川です。ルールを守って楽しい釣りをお願いします。