10月24日　本日の渚滑川情報

氷点下となりました

　１０月２４日午前５時４５分の情報をお知らせします。氷点下となりました。リバティー橋や三条橋の足元は凍り、ツルツルになっていました。私たちも冬の歩きモードに変化していかなければなりませんね。昨日の日中はライズが見られ、大型のニジマスも水面の小さな昆虫をとらえる姿が見られました。しかし、フライをキャストするとラインに驚き姿を消してしまう。フライフィッシャーの悔しそうな顔の中にも楽しさが抑えきれない様子でした。今日はお日様が顔をだす予報ですのでライズを繰り返す姿が再び見れるかもしれません。ただ、水温がぐっと下がったため、活性が上がるかどうか微妙なところです。
　斜里町の羅臼岳で痛ましい事故が起きてしまいました。渚滑川流域もヒグマの生息地です。彼らが生息する領域に入るということを忘れず、入渓には細心の注意をお願いします。野外での活動では人の存在をヒグマに知らせることが大切です。釣りを楽しむために鳴り物やクマスプレーなどの装備を身につけてください。流れの音が大きく音が届きにくい渓流での活動では音がよく響く熊鈴のほか、鳴らしたい時に大きな音が出せるホイッスルも有効です。また、万が一ヒグマに襲われた際に命を守るため鉈などの所持も安心材料となります。
　渚滑川水系は大変美しい河川です。ゴミなど放置することのないようご協力をお願いいたします。残念ですがサクルー川上流域でコンビニ袋に入ったゴミが捨ててありました。ゴミの放置はヒグマなどの野生動物を誘引します。絶対にしないでください。
　渚滑川ではカラフトマス、サケの遡上が始まっています。道内河川でのサクラマスをはじめカラフトマス、サケなどの遡上したサケマスの捕獲は法律で禁止されています。ご注意ください。
　渚滑川は日本で初めてのキャッチ＆リリース区間の設定された河川です。ルールを守って楽しい釣りをお願いします。