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越知町との職員研修滞在記 

はじめての越知町 はじめての長期出張 はじめての暑さ

 滝上町、越知町との友好交流事業の職員交流事業の一人目として、越知町へ来て2週間が経ちました。
 9月7日に紋別空港から出発しました。


 羽田空港を経由し、高知竜馬空港へ降り立ち荷物を待っていると高知県らしいカツオのたたきが流れてきて、ここでやっと本当に高知県に着いたんだと実感しました。
 
 クーラーが効いた到着ロビーを出て、空港を出た瞬間にサウナに入ったときのような熱気にぶつかり、一瞬呼吸ができないほど暑かったです。北海道を出発したときも暑かったのですが、段違いの暑さです。
 このときの気温は31℃湿度62%で、数値以上に肌に張り付くような暑さでした、すぐに背中から滝のような汗をかくことになりました。
 そして、レンタカーを借り、越知町内に入るとびっくり!!!
   
 ナビはここを通ると近道だよと示すのですが、北海道生まれ北海道育ちの広い道路しか走ったことがない私の頭では一方通行だと認識しまして、遠回りすることとしました。
 後に地域の方から聞くとやはりこの道路は相互通行する道路で、あと1年ほど暮らさないと通る勇気が出ない道ですね。

と思っていたのですが、ここ以外も道がどこも狭いです!!

わああ!竹だ!竹林だ!と思っても道が狭く、止まる場所もなく素通りするしかありませんでした。
じっくり見たかったのですが残念です。
 そして、そんな道をぐんぐん進んでいくと、越知町よコジローのお腹にもある町保護天然記念物の一本杉に出会いました。


柴尾の一本杉(しぼおのいっぽんすぎ)
推定樹齢600歳になる杉の木です。荘厳(そうごん)な佇(たたず)まいで、思わず息をのむとはこうういったときになるんですね。
 越知町初日は、町内見学と関係各所への挨拶回りで終わりました。

 早速2日目から今回の研修目的の一つであった、滝上町議会と越知町議会の運営方法等の違いを学ぶべく、9月10日の一般質問から傍聴させていただきました。
 議場の場所は、越知町役場庁舎の3階にあり、課長補佐や係長職の皆さんは議場の声が聞こえる議員控室に、私は議場入り口手前にある職員控室という場所でガラス越しに議会の様子を拝見しながら傍聴しました。
 私がまず初めに驚いた点は、議員からの一般質問に対して担当課長が答弁した点です。もちろん内容によっては、小田町長が答弁する場面もありましたが、基本的に担当課長が答弁しておりました。
 滝上町では、清原町長が全て答弁し、数値などの事務的内容の場合は担当課長が答弁する形だったので、新鮮な光景でした。
 ほかにも、議員さんが一般質問の際に、質問の根拠や意図が伝わるようPowerPointを使用する方がいらっしゃいました。パソコンは演壇に設置されており、スクリーンが議場横に配置され、自ら操作し説明されておりました。
 また、議員の質問内容についても、高知県が創設した「人口減少対策総合交付金」の財源充当先を一般質問されておりました。いかに越知町議会議員の皆さんが国や県、町政を見て、人口減少に対し真摯に考えられているか知ることができました。
 一般質問の持ち時間2時間を全てを使う議員もおり、2日間の一般質問では議員の町政に対する関心の高さを改めて実感しました。。
 9月定例議会が終了したあとの三秀という宴会場で開催された議員との懇親会に私も参加させていただきました。

 議員の皆さんは暖かく私を迎えて下さり、過去に滝上町お越しになられた議員からは、「あの人は元気か」「あそこの料理美味しかったよ」といった滝上町の話を伺えて、少しホームシックになりました。
 その後も日本酒を交えながら、楽しく談笑し、今度は滝上町で会うことを約束し懇談会は終了しました。

 今回の研修では、9月定例議会のほかに10月5日から始まるコスモスまつりの視察も大きな目的の一つとして研修に来ております。滝上町の芝ざくらまつりとの運営方法などを視察し、芝ざくらまつりがより良い観光行事になるよう、多くのことを学んでまいります。研修終了後に改めて研修報告を掲載いたしますので、ご覧ください。

 

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