ここから本文

町長室へようこそ No.162

道々滝上士別線(上紋峠)の携帯電話不感地帯解消に向けて

 滝上町奥札久留から士別市朝日町にかけての山間部(上紋峠)は携帯電話が通じません。これまで、西紋別地区総合開発期成会、オホーツク圏活性化期成会で不感地帯解消に向けて要望活動を続けてきていますが、実現には至っていません。猛吹雪により道東地方で死亡者が出たのを機に、上紋峠は平成30年から冬期間の通行止めが続いています。ここは携帯電話が通じなく、事故があっても連絡手段がとれないことが理由に挙げられています。
 
 今年4月と5月に隣接の愛別町と士別市を訪問し、矢部愛別町長、渡辺士別市長に不感地帯解消に向け、連携して携帯電話会社や関係機関に要望活動をしたい旨お話をし、快く承諾をいただきました。愛別町からは道々下川愛別線も加えてほしいとのことから、二つの道々区間における要望を今後展開してまいります。
 
 この道路の頂上付近の上紋峠はネマガリダケの産地として人気があり、多くの山菜採り愛好家が訪れます。しかし、毎年のように迷って行方不明になり、捜索活動をおこなっています。しかも、捜索依頼は町外の方がほとんどで、令和元年には残念ながら一人が亡くなられています。

 今年も6月11日(土)に2名の捜索依頼があり、1名は見つかり、もう1名は警察・森林管理署・消防・役場から連日40名余りの人員で捜索にあたり、14日には道警ヘリによる捜索も行われましたが、依然として見つかっていません。 携帯電話が通じたならば迷うことも相当解消されるものと思いますし、冬の通行止めも解除されるでしょう。不感地帯解消に向け要望を強化してまいります。

新商品が続々 滝上の和ハッカ

 滝上町の特産である和ハッカを使った飲料やアイスを販売している「セコマ」がさらに進化した新商品を発売しました。これまでもスーッとする喉ごしのミントハイボールは人気がありましたが、13日に新に発売された和ミントモヒート、早速飲んでみました。ラムとライム、和ハッカの絶妙な味わいが、スーっときて、ジンをベースにしたハイボールよりも私はこちらの方が好きですね。早速知り合いに送りました。 

 私もモヒートカクテルを作りますが、洋種のスペアミントを使います。和ハッカでこのような味わいに仕上がったのは驚きです。セコマではこれまでの和ハッカ関連商品の累計販売数は260万個にのぼるそうです(日本経済新聞記事)。一緒に発売のチョコと和ミントのパフェも食べましたが、クセになるうまさです。ミントソーダー、ミントキャンディも人気商品になってほしいものです。今までの和ハッカ商品は、ほぼどれも滝上の店が売り上げ1位を占めているそうで、産地である滝上町の知名度アップに大いに貢献しています。


 

滝上町長 長屋 栄一

本文ここまで

ページの先頭へ