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ようやく平年並みの気温に

   今年の夏の天気、これ迄にない暑さと雨不足が続きました。7月14日から連日30℃以上が8月に入っても続き、猛暑日が6日間もありました。7月の最高気温の平均は30℃になりました。北海道の過ごしやすい夏は過去のものになるかもしれません。ある業者さんが「連日、エアコン付け、いやになった」と言ってましたが、民間のエアコン設置は相当普及したようです。近年建築された役場庁舎は冷暖房が装備されていますが、本町の公共施設は平成初期の建築が多くエアコンは未整備です。しかしこれだけ高温が続くようになると健康管理の面から導入の時期に来ていると感じますが、まずは子供たちの学ぶ学校施設からでしょう。オリンピックの競技終了に合わせたかのように雨の日に変わり、気温もようやく平年並みになりました。干ばつの影響が出ている作物に、遅ればせながらの雨ではありますが回復を願うところです。

中学生合同野球チームの全国大会開催を要望

 滝上中・興部中・西興部中の合同野球チームが見事北海道ブロックで優勝しました。平日は各学校の部活で練習をし、合同練習は土曜や日曜に限られ、ハンディは大きいものがありますが、今回そのハンディを克服し、先月、優勝旗を携えて滝上中学校の小森副主将と田口校長、合同チームの監督である上田教諭が来られ、嬉しい優勝報告を伺ったところです。その折、全国大会が8月16~19日に横浜で開催され、一回戦の相手は九州代表の長崎県の中学校と聞き、「支援は惜しまないので、暑さ対策をしっかりして、今までやったことを発揮してほしい」と激励しました。4番打者で捕手の小森君は「タイミングをずらしたり,厳しいコースをついて最少失点で戦いたい」と意気込みを語ってくれました。
 
 ところが、8月に入って野球連盟から、新型コロナウイルスの感染拡大を受け神奈川県に緊急事態宣言が出されたため、大会を中止する旨の通知が届きました。子供たちのショックは大きく、代表である全国の16チームで連盟に対し開催時期、場所を変更しての大会開催要望が出されたとともに、選手や保護者から町の方からも働きかけをしてほしい旨の話があり、折良く武部新代議士が8月6日に役場に来られるというので、硲興部町長と菊池西興部村長に相談し、選手たちが一致団結してつかみ取った全国大会出場という目標実現のためにも,場所の再選定など代替大会が開催できるよう、3町村長名で代表して武部代議士に要望書を手交しました。何とか子供たちの思いをかなえさせてあげたいものです。

追伸

 原稿をアップした8月10日夜、急遽動きがありました。全日本軟式野球連盟から、8月23~25日、長崎・佐賀両県を会場に大会を実施するとの連絡を受けたと興部町の硲町長から電話がありました。各方面からの強い働きかけが実現に至ったもので、ご尽力に感謝申し上げます。選手の皆さんには思う存分練習の成果を発揮してもらいたいと願うものです。

 
 

                                                                                       滝上町長 長屋 栄一

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