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町長室へようこそ No.145

 [久々の出張]

 10月27日に開かれた町村会の政策懇談会で、作家の鈴木由紀子氏から「明治維新と北海道開拓」と題して講演がありました。明治維新より100年も前に蝦夷地に目を向け、江戸幕府による直轄とロシアとの交易を説いた仙台藩江戸詰め医者がいたことや、戊辰戦争時、北海道開拓をもくろんでいたプロイセン(ドイツ)人が榎本武揚と函館近郊の土地(現在の七飯町)300万坪(1000㏊)を99か年に渡って借り受ける条約を結び、開墾事業に着手していた(後に解約)ことなど、歴史が変わっていたかもしれない「れば・たら」を興味深く聞きました。 特に印象に残ったのは、哲学者梅原猛の「人類哲学序説」から草木国土悉皆成仏の思想を取り上げ、近代合理主義が見落としてきたもの、人間中心主義が忘れてきたものがアイヌ文化にある。自然を大切にし、人と争わないアイヌ文化こそが日本の歩む道だと力説していたことです。松浦武四郎のアイヌ文化に対する姿勢と相通ずるものがあると感じました。
 
 [地域懇話会] 

 11月4日から始まった地域懇話会も終了し、今回は行政報告のほかに、プラザの湯の廃止と国保病院の診療所化について意見や質問を頂きました。プラザの湯の廃止について賛否はありましたが廃止はやむを得ないとの意見が多かったと感じました。しかし、一元化となった場合ホテル渓谷の風呂にサウナを増設することには意見が割れていますが、手狭になる洗い場の増設は必要と思います。

 もう一つの課題である病院から有床診療所への移行は、現在看護師不足で休止している時間外診療の早期再開を求めることに多くの意見が出されました。できるだけ早く再開できるよう看護師確保に努めます。無床化への移行はやむを得ないとしながらも、様々な不安があるとの意見が出されました。これらの意見を十分に踏まえ進めてまいります。

 数会場で、「西紋地域エネルギー問題を考える有志の会」が開催した勉強会について懸念する質問がありました。勉強会は核廃棄物の受け入れを前提にしていなく、地震がない強固な地層を文献調査で証明してもらい安全性をアピールしたい考えと聞いています。しかし、マスコミ取材は有志の会が前提にしていない処分場について町は受け入れるのか等の質問があり、文献調査も処分場も考えていないと回答しました。懇談会での質問にも同様に回答しました。

 そもそも文献調査は特定放射性廃棄物の最終処分場を選定する概要調査地区、精密調査地区を選定するため、前段に文献やその他の資料による調査のことです。滝上町の地質については平成13年発行の「続滝上町史」の地質のページに多くの文献資料から抜粋した詳しい説明が地質概略図とともに12ページにわたって載っていますし、平成22年に滝上町観光協会が委託した北海道地質調査業協会の監修による「滝上町の地質について-錦仙峡はどのようにしてできたのだろうか」は地元学・副読本として発刊されています。

 滝上町の地質に関する文献・資料はすでにありますし、童話村をテーマとするまちづくりに核廃棄物が似合うはずがないのは言うまでもありません。

                                                                                          
                                                                                                            滝上町長 長 屋 栄 一

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