ここから本文

町長室へようこそ No.131

まずまずの秋まき小麦収量

朝夕ひんやりする気温になりましたが、この夏は、温度変化が大きく体がついていけない時もあったと思います。一方、作物にとっては昼夜の温度差のある方が味が良くなると言われています。今年の天候は春先から雨不足が続き、畑作面積の6割を占める秋まき小麦も草丈が短く心配をしていました。遅ればせながら7月19・20日にまとまった雨があり、これを境に一気に作物も雑草も元気を取り戻したようです。8月上旬に無事刈取りが終わった秋まき小麦は昨年よりも収量が多いそうで、少しほっとしています。
農業重機の画像畑作振興会では、毎年5月に会員家族と関係機関による「豊作祈願」を滝上神社にて行っていますが、その折、宮司さんから今年の作況予想を聞かされます。その内容は「五穀は豊穣、麦あしし」でしたから、このような干ばつ気味の天候でもまずまずの収量だったことは、これ迄の土づくりの成果と思います。滝上町の5~6月の雨量は平年の3分の1から半分でしたが、雨不足ではない地域の小麦は大豊作ですから、「麦あしし」の予想は当っていると言えるかもしれません。ほかの作物の出来秋に期待しようと思います。

防災への備えと意識

間もなく胆振東部地震による全道ブラックアウトから一年になります。これを機に北海道では防災減災の意識がより高まってきたと思いますが、滝上町はこれまで大きな災害がなく、安心感を持つ人が多いのも事実です。しかし被災地では「今まで経験したことがない」災害に遭っており、地震や集中豪雨は場所を選ばないということです。
7月26日に「危機管理トップセミナー」が北海道庁の地下で開催されました。ここは地震発生時に危機管理センターとして道の災害対策本部指揮室が設置された場所でもあります。講師の方から、今後30年内に十勝根室沖で巨大地震(胆振東部地震の1,000倍)の起きる確率は最大40%と報告がありました。仮に我々の住んでいる北部地域に直接の被害は及ばなくても、物流の大部分を扱う太平洋側の港や鉄道が利用不能となった場合、食料や生活物資が長期間ストップすることから影響は非常に大きく、スーパーやコンビニの棚から物がなくなります。町では避難所に備える非常食や資機材なども順次整備していきますが、各家庭でも非常備蓄品や持出品の準備が必要です。昨年地震で中止となった防災訓練も、今年10月に実施する予定です。スポーツでは練習で出来ないことは本番で出来ないと言われるように、災害でも訓練していないことはいざという時に出来ないものです。地域の安全を守るためにも是非参加していただき防災への備えを深めていきたいと思います。
 

(昨年9月に設置した災害対策本部の様子)
滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

総務課 情報係

0158-29-2111

本文ここまで

ページの先頭へ