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町長室へようこそ No.95

入園式と入学式

新しい年度が始まり二つの式に出席しました。一つはこども園の入園式です。3月の成長した規律正しい卒園式の雰囲気とは様相が違い、入園式はざわついたり、泣き出す子がいたりで、保育士の先生方も新園児に寄り添って、大変さがうかがえます。しかし、小さい子のにぎやかさは未来への活力でもあります。園児の声がうるさいなどの理由で住民が反対し、園の開設を断念するニュースを聞くたびに、誰でも子供時代はあったのに・・・と、やりきれない気持ちになります。
こども園の園児数は卒園式時より増え78名になりました。さらに子供を預けたいとの相談があり、80名を超すのは確実な見通しです。0、1歳児の入園が想定を上回り、低年齢児のスペースが手狭になってくるのではという懸念がありますが、二人目三人目の子供も多く、出生数の増加に期待するところです。
二つ目は、昭和23年(1948年)に紋別高校滝上分校として歴史を刻み始めて68年になる滝上高校ですが、一昨年、「平成28年度をもって募集停止」が決まり、今回最後となる入学式がありました。理解していたこととはいえ、昨年までと違い特別な思いで演壇に立ち、祝辞を述べました。私は過去に、人生には求めた者だけが手に入る「引き寄せの法則」があると述べたことがあり、少し前北海道新聞夕刊に「思うは招く」との言葉が体験談として掲載されていたことから、この二つを紹介しました。どちらの言葉も夢や希望を持ち、あきらめないで努力することが実現への途だという意味です。自分の経験から、過ぎてみると3年間は短いものです。滝校生として悔いのない高校生活をおくり、有終の美を飾ってほしいとの期待を込めエールを送りました。

秩父市での感動

一面に広がる芝ざくらの画像もうすぐ芝ざくらの季節ですが、平成25年(2013年)「全国芝ざくらフォーラムinたきのうえ」に参加いただいて以来、秩父市及び秩父市観光協会との交流が続いています。去る3月には「グリーンたきのうえ」の公園管理担当者が秩父市を訪れ、栽培管理等の研修をさせていただきました。4月15日には秩父市羊山公園で芝桜まつり初日に、滝上町の芝ざくらまつりのPRと物販をするのに合わせ、小野議長はじめ4名の議員と共に秩父市を訪問しました。市庁舎が5年前の東日本大震災でヒビが入り解体新築中で、仮庁舎に案内され入ったおり、職員の方々が(奥の方に座っている職員の方も)一斉に立って我々に会釈をしてくれました。事前に知らされていたのかもしれませんが、そうだとすればなお、担当課以外にも遠方からの来客を周知しているのは、訪問者としてとても気持ちのいいものでした。ようこその心が伝わってきました。

この度、熊本県で大規模な地震が発生し、土砂崩れ、家屋の倒壊などで犠牲になられた方々、被災された皆様にご冥福とお見舞いを申し上げます。

滝上町長 長屋 栄一
 

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