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町長室へようこそ No.67

昨年に続き2回目となるふくしまキッズ一行27人が来町し、7月29日に役場ロビーで歓迎の挨拶をしたところ、「覚えていますか?」と声をかけられました。昨年参加のうち6人が2度目で、嬉しくお迎えさせていただきました。「ふくしまキッズ」の取り組みは、民間有志で設立された実行委員会による全国規模の活動です。寄付金で運営されていて、滝上町では渚滑川の会が受け入れ母体となるなど様々な方々がお世話しています。1週間札久留公民館に寝泊まりし、滝上での色々な体験を楽しんでもらうのです。
食材を焼くスタッフと味付けをする滝上町長の写真私も8月2日のバーベキューに鶏肉を持参し、山賊焼きを味わってもらいましたが、切り分ける片っ端から手が伸び、瞬く間になくなってしまいました。シカ肉やお好み焼きなど、地元の方々からの差し入れがあり、子供たちも食べ物のおいしさと町民の温かなもてなしに感動したようです。福島では除染が思うように進まず、制限された中での学校生活や屋外活動は精神的な負担やストレスが多いので、不安のない屋外でおもいっきり体を動かせる、滝上での夏休みを楽しんだことと思います。
短い期間でしたが、離町の日、夏に恋まつりの会場で次の受け入れ地に向かう子供たちを、名残惜しく見送った「渚滑川の会」はじめお世話していただいた皆さん大変お疲れ様でした。

一方、8月6日友好交流町の越知町との第1回目となる児童交流に、滝上の小学5年生11人と引率者が出発しました。「交流の翼セミナー」は、両町の交流10周年を契機に、未来につながる児童生徒の相互交流を毎年実施することにし、準備を進めてきたものです。夏休みは滝上から越知へ、冬休みは越知から滝上へと、子供たちがお互いの町の歴史や自然に触れ、交流を深めることは、将来の大きな心の財産になるものと思います。
滝上町・越智町児童交流での集合写真今回は全国的に猛暑でしたが、水質日本一の仁淀川で、ラフティング・カヌー・泳ぎを楽しんだり、日本最古の地層がある横倉山の博物館で学んだり、杉原神社では樹齢400年・500年の杉の巨木に驚いたり、滝上との違いを感じ取ったことでしょう。同学年の児童45人との交流、バーベキューでは大勢の父母の皆さんがお手伝いしてくださるなど、越知町の行き届いた受け入れ態勢について同行した長沼教育長から報告を受けました。
ふくしまキッズの「民」の事業に対し、こちらは「官」の事業ですが、どちらも子供たちにとって良い体験になったものと思います。ありがとうございました。

滝上町長 長屋 栄一

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