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町長室へようこそ No.25

公園のスギナ退治

雑草、スギナ取りをしながらカメラに向かって笑顔を向ける参加者の写真8月22日、第2回町民ボランティアによる滝上公園の雑草、スギナ取り作業が行われました。今年は雨が多く、スギナの大発生に困っていたところ、「私たちにも応援させてほしい」という商工会女性部からのありがたい申し出が発端となり、前回の商工会・同青年部・町内会連合会・童話村を育てる会・観光協会・高校生の団体に加え、今回は建設業協会・中学生も加わり、一般の方々を含め120人もの皆さんのご参加をいただきました。さすが大勢です2時間あまりの間に、芝ざくらが埋まるほどひどかったスギナがきれいに抜き取られ、中には、肥料袋3袋をいっぱいにした達人もいて、斜面は見違えるほどきれいになりました。

参加者の前で拡声器を使って挨拶をする長屋町長の写真高校の渋川教頭先生からは「来年は全校生での草取りボランティアを計画したい」とのお話があり、応援隊に期待しています。
今年は芝ざくらを植え始めてから50年目になりますが、先人たちが育ててきた「町の宝」を大事に守って行きたいと思います。参加していただいた皆さん大変ありがとうございました。
第3回を予定しているそうです、皆さんのご協力をお願い致します。

政権交代

衆議員選挙は自民党の大敗、民主党の圧勝となり、1票の力で政治体制が劇的に変わる小選挙区制度の特徴をあらわした選挙結果でした。50年余り続いた自民党政権から、民主党を中心とする歴史的な政権交代がなされて、政策決定の仕組みがどう変わるのか注視しています。民主党が主張してきた「霞が関の無駄の洗い出し」は行政に携わる者が常に心がけていなければならないことで、大いにやってもらいたい。ただ政権公約にある後期高齢者医療制度などの廃止は、元の制度に戻ることは避けてほしい。現場では制度が変わる時に3200万円あまりかけてシステムを変え、関連するすべての仕組みを変えているわけで、これらが無駄になり新たな費用が生ずることになります。むしろこれを見直し、市町村単位で運営している国民健康保険制度を後期高齢者医療制度と合わせて運営してはと思うのです。

さらに、「子ども手当」の財源確保のため補正予算の凍結が始まっていますが、滝上町が進めているデジタルテレビ難視聴解消・全町ブロードバンド化の為の光ファイバー整備はすでに予算化されており、幼保一元化に向けた保育所の移転計画も現在進行中であり、決して無駄なものを要望しているのではありません。凍結は少なからず現場に混乱をきたすことになり大きな懸念をもっています。

国民はある程度の混乱や我慢は期待があればこそ甘受します。7年前の小泉政権の痛みを伴う構造改革も、改革の向こうに明るい未来があると期待を抱かせたからこそ、4年前の選挙では自民党が大勝出来たのです。しかし疲弊や我慢にも限界があり、失望が限界を超えた時に世論は逆に向く。民主党には現場の声を真摯に受け止めて、政権公約の修正を恐れず、疲弊した地方の活性化を目に見える形で実行するよう望むものです。

長い間続いてきています期成会の上京活動も、従来の方法でいいのかと常々疑問に感じているわけで、見直す時期にあるのではと考えるところです。

今回の選挙はマスコミの事前予想が的中したことに驚きますが、事前調査、出口調査によって、1票も開票が進んでいないうちから当確が発表されるのは、生まれる前から赤ん坊の性別を知らされるのに似て、開票の緊張感が半減すると感じるのは、私の思い過しでしょうか。

滝上町長 長屋 栄一

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