町長コラムNo.29 「持続可能な安心」
【Nearly ZEB】
昨年9月25日から診療を開始した国民健康保険診療所は、建物の省エネルギー性能を示すBELS評価において、「Nearly ZEB(ニアリー・ゼブ)」の基準を満たしました。「Nearly ZEB」とは、外皮断熱性能の向上や高効率設備の導入によりエネルギー消費を大幅に抑え、さらに太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量を正味(ネット)で75%以上削減する建物を指します。 現在建設中の太陽光発電設備(131.73kW)の稼働を前提に、旧診療所と比較して76%の削減を達成する計画が認められました。この評価は、事務室等の用途で最高ランクの「星5つ」、病院等の用途でも「星4つ」という極めて高い水準です。自らエネルギーを創り出し、熱を逃がさない高性能な魔法瓶のようなこの建物は、環境負荷を抑えつつ地域の安心を支える「持続可能な拠点」となります。木造建築の温かみを持ちながら、災害時にも強い医療体制を整えたことは、私たちの町の新たな誇りです。
【第9回町長カフェ】
12月13日に「町長カフェ」を開催し、15名の皆さまと気ままにお話しをしました。 まず、関心の高い街中活性化貸店舗(旧スーパー中川様)の再開については、令和8年3月の開業を目指し、本町と17年以上の関わりを持つ事業者を次期出店者に選定したことを報告しました。地域の人材活用や安定した経営が期待されており、早期再開に向けて準備を加速させています。また、ヒグマ対策では、河川敷の草木伐採など、生活圏への出没を防ぐ具体的な取組みについて、網走開発建設部や北海道建設管理部の理解を得て実施していることをお伝えしました。会場ではこんなエピソードもありました。参加者の方がご主人とともに赤坂御用地での園遊会に参列され、天皇皇后両陛下を間近に拝見されたというお話です。本町にとっても大変名誉なことであり、会場全体が誇らしい空気に包まれました。
一方で、冬の課題である除雪についても多くの意見をいただきました。「何センチ積もれば除雪車が来るのか。」という疑問に対し、現在は10センチを目安としていることや、スマホで現在地を確認できる「除雪車両稼働状況確認マップ」の導入により、作業状況を可視化して待ち時間のストレスを軽減できるよう努めていることをお伝えしました。さらに、健康維持のためのストック活用など、活発なアドバイスも飛び交いました。
次回の町長カフェは3月を予定しています。また皆さまとお会いできることを楽しみにしております。

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このコラムについて、町民の皆さまのご意見やご感想などをお待ちしております。それでは、また、来月号でお会いしましょう。


