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町長コラムNo.27 「走り対話の秋」

町民マラソン大会

 10月5日、第46回町民マラソン大会が開催されました。南部忠平杯を争奪するこの大会は、多くの町民の方々が参加してきた歴史があります。私も、小学校、中学校の時に参加し南部忠平杯を目指しましたが、2位が最高順位であり悔しい思いをした記憶があります。
 さて今年の大会は、1km親子ペア、1km(小学1~2年生)、2km(小学3~4年生)、3km(小学5~6年生)、3km(年齢男女問わず)、5km(年齢男女問わず)、3km駅伝、南部忠平杯争奪10kmの部門が用意され、就学前の幼児から52歳まで70名以上が参加しました。そして、その参加者の最高年齢者が私であり、5kmの部にエントリーし完走しましたが、500m地点からゴールするまで最下位を維持し、多くの観衆の皆さまの声援の中、最終ランナーとしてゴールのテープを切りました。自らの体力の低下を改めて認識し、今後は意識的に体を動かすことを誓いました。
 マラソン大会の意義は、体力・健康の増進、精神力の向上、地域内交流の促進など、その効果は大きいと思います。その一翼を担った運営関係の皆さま、大会を盛り上げた参加者の皆さまに心から感謝を申し上げます。

8回町長カフェ

 9月20日、第8回町長カフェを開催し、10名の皆さまと気ままにお話をしました。改めて、町長カフェの目的は、世間話をしながら町内の話題を共有し、課題や問題について参加者で把握しつつ、意見やアイデアをいただきます。それらは町政を走らせるために必要なものもあれば、その場のアイデア(発言)に留まるものもあります。つまりは、町長カフェのアイデアや要望は必ず実現される訳ではないのですが、だからこそ参加する方々の話が途絶えることなく、気ままな2時間はあっという間に過ぎてしまいます。
 さて今回は、「今年の夏は、夜になると街灯のまわりにクスサンがたくさん集まり衛生的に良くなかった。」というお話がありました。近年、毎年のように蛾が発生するので、来年度以降も発生に備えた準備をすることは大切であることを再認識しました。
また、「北海道でも線状降水帯が発生するようになった。」というお話。以前は本州の話と思われていた集中豪雨ですが、今では道内でも頻発しています。気象庁の観測でも、オホーツク地域での豪雨事例が増えており、河川や道路への備え、避難情報の伝達体制を今一度確認する必要があります。
 さらに、「昔は見かけなかったノラニンジンが増えて、道端の景観が変わった。」というお話もありました。白い花が一面に咲く様子は美しくもありますが、在来植物とのバランスが崩れることで、市街地の印象や生態系にも影響が出ています。自然は常に変化しているので、そのことを認知し、その変化に対応する動きも必要です。
 これらのお話をする中で、「元気な高齢者の力を借りる。」「青年層の活動を活発化させて対応する。」などの意見もいただきました。こうした意見も参考にしたいと思います。次回は12月に町長カフェを開催しますので、皆さまのお越しをお待ちしております。



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このコラムについて、町民の皆さまのご意見やご感想などをお待ちしております。それでは、また、来月号でお会いしましょう。

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