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町長コラムNo.21 「地元」

【第6回町長カフェ】

 3月15日、通算で第6回目の町長カフェを開催し、22名の方とお話をしました。ふりかえれば、昨年1月27日に、地元の話題を少しでも知りたいと思い、
①参加者は好きなことを言い放題
②町長へ要望する場ではないこと(意見は今後のアイデアとして活用する)
といったルールを示して、参加した皆さまと共に気ままに開催してきました。この町長カフェの特徴は、移住して日が浅い方の参加率が高いこと。本町の情報を集めるには、図書館に情報が揃っていて、そこで開催しているカフェに参加することで、知り合いも増え、わからないことをダイレクトに知ることができます。地元の話題入手と、新たな出会いの場、この2面性が町長カフェの中で確立しつつあります。
 さて、今回は町の令和7年度予算の概要についてお話ししました(詳しくは広報たきのうえ4月号をご覧ください)。参加した皆さまからは、「予算の話を聞いてとても堅実にやっていると思った」「今まで関心なかったけど勉強になった」などの意見をいただきました。これまでは、議会可決後に広報たきのうえの中で施政方針と予算の概要を掲載していましたが、聞きなれない言葉などによりすべてに目を通さなかった方もいたそうです。多分、予算の話に限らず、他の分野でも文字だけでは分かりにくいことや、見たくないと思うことが多いと思うので、今後の町長カフェの中では、町の取組みの解説も増やしていこうと思います。次回の開催は6月14日(土)午後2時から。皆さまのお越しをお待ちしております。

【新入職員】

 4月1日、役場は年度始めであり、今年も9名の新人職員の方々に辞令を交付しました。新たに仲間になった職員の出身地は、滝上町、紋別市、訓子府町、豊頃町、札幌市、岩手県、熊本県、福岡県。北海道内に限らず全国各地からこの滝上町に集まったことは本当にありがたい限りです。
 ところで、「地元」とは何か。最近よく考えることがあります。一般的にはその人が生まれ育った場所、長く住んでいる場所、または「故郷」と感じる場所を指すと思います。私も生まれ育ち、現在も住んでいる滝上が「地元」です。また、大学生時代は、故郷の滝上町と、大学が所在している町も愛着を持ち「地元」でした。だから、私には2つの「地元」があり、今でもその町の情報を探ったり、機会があれば応援したいと考えています。「地元」とは単に生まれ育った場所だけでなく、その人にとって特別な意味を持つ場所であると思います。だから、新人職員の方々においては、滝上町が特別な意味を持つ場所であるので、当然「地元」は滝上町であります。新しい仲間を加え、皆が一体になり、この滝上町を活性化していきたいと思います。


   今年度も、皆一体となり頑張ります!
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このコラムについて、町民の皆さまのご意見やご感想などをお待ちしております。それでは、また、来月号でお会いしましょう。

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