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町長コラムNo.12 「教えてくれるありがたさ」

【常勤医師着任】

 今年の4月以降、国民健康保険診療所は常勤医師の不在の状況が続いておりましたが、7月1日から、上原俊郎医師が赴任することになりました。上原医師は、沖縄県出身の63歳、国立旭川医科大学を卒業した後は、沖縄県立中部病院での研修を皮切りに県内離島診療にたずさわりました。7月1日以降、常勤の内科医師が見つかるまでの間、内科の診療を担当していただきます。
 皆さまには、常勤医師が不在の中で心配をおかけしたことをお詫びするとともに、医師確保に向けて情報を教えてくださったことに深く感謝いたします。今後の目標は常勤医師2名体制の実現です。引き続きのご理解とご協力をお願いいたします。

 

【キーボードの音】

 さて、前述の上原医師が赴任する関係で、5月27日札幌から旭川にJR移動している最中の話です。私は普段パソコンを持ち歩き、公共交通での移動中にメールなどを作成しています。この日ももれなくパソコンを操作し、出張先で説明する資料を整理していました。ふと誰かの視線を感じると思い通路を見ると、一人の乗客が厳しい顔つきで私を見ながら立っています。その方は私に対して「折角眠っていたのにキーボードの音で目が覚めた。もっと周りに気を使ってほしい。」周囲に対して迷惑をかけていることを教えてくれました。私は自らの不注意で迷惑をかけたことをお詫びしましたが、同時に、これまでも多くの方々に迷惑をかけていたであろうことを深く反省しました。移動中は時間的な制限もあるので、何とか仕上げようという気持ちも、キーボードのタッチにさらに力を加えたかもしれません。その後は周囲の方々には迷惑になっていないか細心の注意を払った中で、相変わらず、移動中のバスの中でこのコラムを作成しているのであります。
 

【地方応援隊】

 6月7日、令和6~7年度にかけて、本町の地域課題を整理し、その解決に向けた取組みなどを提案していただける国の職員「地方応援隊」の方々にお会いしました。本町を担当していただくのは、国土交通省の森祐太さんと小野寺卓さん(6月7日は都合により欠席)、農林水産省の吉見奈津歩さんの3名です。東京で他の出張の用務があったため、その機会に便乗し、地方応援隊の方々とお話をする場をいただき、本町を力強くサポートしてほしいことを伝えてきました。
 隊員の上司の方々も同席した中で話は弾みましたが、本町の様々な課題解決に励むことで、国の職員も地域の現状を把握することに繋がり、それぞれが属する省庁に捉われない知見を有する職員をめざすとのことを教えていただきました。実は国も「ひとづくり」が大きな目的であることから国と町の職員が一体となり、地域と人が育っていく熱い事業に育てていこうと思います。



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 このコラムについて、町民皆さんのご意見やご感想などをお待ちしております。それでは、また、来月号でお会いしましょう。
 

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