町長コラムNo.37 川と花を未来へ繋げるために
【水質が最も良好な河川「渚滑川」】
7月26日、国土交通省から発表された「令和7年の全国一級河川の水質現況(令和7年水質調査結果」」において「渚滑川」が、全国13の「水質が最も良好な河川」(一級河川部門)の1つに2年連続(通算3度目)選定されました。これは、水の汚れを示す代表的な指標であるBOD(生物化学的酸素要求量)の年平均値が最低値(最もきれいな水質レベル)であることを示すもので、文字通り「日本トップクラスの清流」であることが客観的に証明されたものです。町民憲章前文で「わたくしたちは、雄大な山なみにいだかれ、渚滑川の清流にそって発展する滝上町の町民です。」とあります。渚滑川の清流は、滝上町の発展の象徴であり、大変喜ばしい知らせとなりました。さらに、本町と平成13年から友好交流を続けている高知県越知町の「仁淀川」も、同じく3年連続で選ばれました。遠く離れたふたつの町が、ともに日本トップクラスの水質を誇る清流を抱いていることに、不思議な縁を感じてやみません。
渚滑川の清流は、自然の恵みであると同時に、流域で暮らす町民の皆様のご協力や、日本初の「キャッチ&リリース区間」設定をはじめとする持続可能な環境保全への取り組みの賜物です。農業、林業、観光といった町の主要産業を根底から支える水の源である渚滑川。今後も、地域発展に向けた大きな原動力として、流域で清流を保持する取り組みを強く意識することが大切です。
国土交通省ホームページ「水質が最も良好な河川2025」
https://www.mlit.go.jp/river/toukei_chousa/kankyo/kankyou/suisitu/pdf/r7_suisitu/pnf.pdf
【滝上中学校ボランティアの挑戦】
9月7日、滝上中学校全校生徒の皆さまが芝ざくら除草ボランティア実施するのに先駆けて、私から講話する機会をいただきました。令和10年に、芝ざくらの本格的な植栽が始まってから70年目を迎える「芝ざくら滝上公園」。これを記念して、令和8年度からの3カ年計画で公園の整備や魅力再発見に向けた取り組みを進めています。先人たちの汗と情熱によって育て上げられたピンクの絨毯は、まさに町の歴史そのものです。この地域の宝を、町の未来を担う中学生が自らの手で守り、育てる取り組みに関わることは、極めて意義深いことです。若い世代が、芝ざくらに触れ、誇りと愛着を持って活動することは、これからの滝上町を明るく照らしてくれます。生徒の熱い想いがあれば、未来に向けて芝ざくらのバトンをしっかりとつなぎ、100年後もしっかりと咲き誇る芝ざくらを見据えることができます。滝上中学校のボランティアは、滝上で学び育つ若者が、除草に励むことで地域が一体となり、芝ざくらを未来につなぐ更なる一歩に繋がりました。

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このコラムについて、町民の皆さまのご意見やご感想などをお待ちしております。それでは、また、来月号でお会いしましょう。


