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町長室へようこそ No.102

民法ラジオ難聴地域解消 一歩前進

滝上町では民放ラジオが聞きづらく、解消に向け国に要請活動を行っているところですが、国の民放ラジオ難聴解消支援事業は放送局の電波が届いている区域内で、山やビルにより受信が妨げられている地域が対象になるものですから、そもそも民放の放送区域外である本町は事業に手を上げることすらかないませんでした。
しかし、この程、国から種々の前提条件はあるものの、補助事業の対象として認めるとの情報をいただきました。これは大きな前進です。春の期成会要望の折、国の所管課長補佐にじっくりと話を聞いていただき、「民放ラジオの空白地帯である滝上町の難聴解消に知恵を貸していただきたい」とお願いをしていました。
この仲介をしていただいたのが武部代議士で、2人の課長補佐が衆議院会館まで足を運んでくれ、1時間半もわれわれにお付き合いいただいたのです。
まだまだハードルはあるものの、町の熱意が伝わり一歩前進です。

高橋知事が月のチーズを訪問

月のチーズを訪れた高橋はるみ知事の画像10月30日の日曜日、高橋はるみ知事が月のチーズを訪れ、月村社長の案内で工房での説明とフレッシュチーズや飲むチーズを試食しながら懇談しました。
月村さんは小学生の頃「ひまわり文庫 子供の村」で滝上町を訪れたのをきっかけに、金子牧場での研修、酪農ヘルパーを経て東京でチーズ販売に携わり、いつかは滝上でチーズをつくるとの夢を実現させるとのバイタリティな歩みを語りました。日本で初めて安定剤などを使わないフレッシュチーズに取り組んだのは、輸入チーズや大手にできないものをつくろうとの思いからだったことや、イタリアの水牛牧場に研修に行き、モッツァレラチーズのノウハウを学び、ホルスタイン種の牛乳で研修先に負けないモッツァレラ製造にこぎつけたことなどに高橋知事は熱心に耳を傾けていました。
これからの夢について、日本で食べられているピザはイタリアンタイプなので、自分のチーズを使ってフレンチピザをやってみたい。知事からはチーズに合うのはワイン、ブドウを栽培しワイナリーがあるといいですね。と、期待の言葉がありました。
チーズづくりのスタートは、近くの牧場に早朝から搾乳に行き、労力の対価分の生乳を仕入れてチーズをつくっていたものです。数年前、彼は「寝ないで限界まで頑張る」と口にしていました。起業で成功するためには、夢と実現への情熱・バイタリティであることは今も昔も変わりませんね。

転換点

今年もあと1ヶ月、8月には台風が集中して北海道に大きな被害をもたらし、海外ではイギリスのEU離脱、アメリカ大統領選ではTPPに反対し自国の利益を第一に掲げたトランプ氏が選ばれました。行き過ぎたグローバル化は格差をもたらし、ポピュリズムが政治を動かす。平成28年(2016年)が転換点になったと後世に位置付けられる気がしてなりません。

滝上町長 長屋 栄一

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