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町長室へようこそ No.98

携帯電話不感地帯解消-大前進! 民放ラジオ難聴解消-苦戦・・・

恒例の西紋別地区総合開発期成会の夏季要望を6月下旬、札幌・東京で行いました。携帯電話については出張する日にauとドコモ2社の方々が来庁し、共同で全区間通話できるように浮島トンネル前後から滝上間に5か所の基地局を建てることを社内決定したとの吉報がもたらされました。すでにソフトバンクが2か所に衛星回線を使う基地局を建てる工事に入っていますので、これで3社がそろうことになります。携帯事業者、開発局、道など各関係機関の取り組みにより、不感地帯解消はすごい速さで進んでいます。昨年の交通事故で携帯がつながらない報道と、解消に向けての強力な要望活動が早期に実を結ぶことになり、感謝と安堵の気持ちでいっぱいです。

(基地局建設がはじまった国道273号線滝奥 チェーン着脱場付近)
一方、民放ラジオは苦戦しています。難聴解消の新しい技術は進んでいるものの、電波の受信地域内での難聴解消が対象で、滝上町のように電波の届く範囲に入っていない地域は補助対象に入らないのです。そこで、武部新代議士に滝上の実情を担当者に話したいので日程調整をお願いしたところ、総務省の通信を所管する2名の課長補佐が恐縮にも議員会館の代議士の部屋まで来てくれました。本町のように民放ラジオの電波の届いていない空白地域があること、そもそも空白地域は制度上補助対象になっていないことをじっくりと訴えました。空白地帯があることは認識されたので、解消に知恵を貸してほしいとお願いして来ました。個別要請が効を奏することを期待します。

札幌と東京で町長と語る会開催

西紋別地区総合開発期成会要望に合わせ、初めてとなる語る会を開催しました。ふるさと通信による周知でしたので、予想通り(?)少ない人数でしたが、施政方針を中心に町の取り組んでいる政策などを説明しました。参加者は都会と比べ滝上が子供から高齢者まで手厚い施策を展開していること知り驚いていたようで、札幌では「10歳若かったら移住していた」と話す人もいました。同時に、そんなに手厚くして財政は大丈夫かと心配され、国の事業を活用しているので就任時より町の基金(貯金)が2倍に増えていることを話し理解していただきました。

(札幌での語る会の様子)
東京でも出身者やその友人などの参加があり、懇談だけでなく特産品の試食販売などと合わせたり、場所についての提案など様々な意見をいただきました。今回は初めての試みで、出されたご意見を参考に次回の開催方法など検討したいと思います。

滝上町長 長屋 栄一

お問い合わせ

総務課 庶務係

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