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町長室へようこそ No.97

東京江東区とオホーツク15町村との連携交流事業

この事業は北海道町村会と東京23区の特別区長会が連携交流を進め、オホーツク町村会として圏域の豊かな森林資源と海産物資源をアピールする観点から、海洋沿岸地域であり古くから木材の集散地「木場」がある「江東区」に交流を打診し実現したものです。
環境フェアの様子6月5日に開催された第9回「環境フェア」でのブース出店に土屋美幌町長と管内15町村の職員とともに参加しました。江東区は川のしゅんせつ土やゴミの埋め立てで土地を広げてきた地区で、長年にわたってゴミ問題と取り組んできたことから環境問題には区民の関心が高いようです。人出は毎年3万人くらいといいますが、子ども連れが多く、一人が出すごみの量や種類、リサイクル、濁水の浄化などわかりやすい展示で、小さいうちから環境教育にかける意気込みが感じられました。

オホーツク管内のブースでは、15町村の特産品の展示販売や「カーボンオフセット」の紹介、ふるさと納税のPRをしました。滝上町からは月のチーズと鹿アヒージョの試食販売をしましたが、チーズは好評で購入したいとの声が多く聞かれ、鹿アヒージョも興味を持っていただきほぼ売り切れました。
環境フェア、オホーツク管内のブースの画像地名が示す通り材木店や問屋が多く集まっている「新木場」では、オホーツク管内の木材加工会社の支社もあり、合板材も高い割合で扱われているようです。築地市場が豊洲市場に移転する為、現在急ピッチで工事が行われており、東京オリンピック・パラリンピックの9つの競技場にもなっているなど、人口50万人の江東区は今後も人口増と発展が見込まれています。
北海道・オホーツクは好イメージがもたれています。意見交換会ではレストランなど首都圏中心に160もの店舗を経営している湧別町出身の(株)ラムラ代表取締役 村川明氏から、一町村だけでは首都圏の消費者に伝わりづらい。オホーツクの結集が大事、管内の農畜産物・水産物のフェアを首都圏の飲食チェーン店で年1~2回開催するなど検討してはとの助言をいただきました。有益な提言で、そうした連携交流の取り組みにチャレンジし、オホーツクとしてのPRを進めていくことが都市と地方双方の活性化につながっていくものと思います。

滝上町長 長屋 栄一

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